羽根守のハネブログ

羽根守が思ったことを書いていく、そんなブログです。

読書の秋なので、私なりの「本を読む習慣」について語ってみる

 

 基本、私は本を読まない人間です。しかし、今年に入ってから読んだ本は累計200冊以上あります。ちなみに、この中にはマンガは含まれていません。

 それでは、なぜ、私は本を読まないのに、これだけ本を読んでいるの?

 それは本を読む習慣を作っているからである。

 

 1.本を読めばプラスになるというモチベーションの上がる本を探す。

 

 本を読む習慣を作るためには大切なことは、自分の選んだ本を読んでそれから何を手にするのか? これにつきます。プロから技術をもらい受ける素人の感覚で探せば、自分が読まないといけない本がたくさん見つかるはずです。

 本を読むことは時間の浪費ではなく、時間の逃避、ではなく、時間の投資。ビジネス書であれば失敗を予防するための時間投資、小説であれば心を広げる時間投資、マンガであれば共通話題の時間投資。という考え方で本を読めば、この本を読むことは自分にとってプラスになると、モチベーションの上がる本を探せばまずは本を読むことができます。

 ここで注意が一つあります。モチベーションの上がる本を見つけても、中に書かれている本が難読のものもあります。これでは読む気がなくなり、本を読む習慣がなくなります。この場合、その本は自分に合わない本だったときっぱりと捨てて、別の本を探してください。

 個人的には自分の読みたい本のテーマを決めて、初歩レベル、中級レベル、上級レベルと、三段階で決めるといいでしょう。小説の場合は作家で決めると、興味のある本、デビュー作、人気作。ジャンルで決めると、人気作、初心者向け、興味のある本、という具合に本を探してみるといいでしょう。

 本を読むことで大事なのは、この本を読めば、自分がプラスになる。ちょびっとだけプラスになるものでもいい。全部読まなくても、その中の数冊はきちんと読めばそれでオーケー。これを意識してみましょう。

 

 2.本を読む場所を探してみる。

 

 読みたい本が見つければ、次に大切なのは本を読む場所です。自宅で本を読もうとしても、色んなモノが邪魔して集中して読めないと思います。本を読んでいる時に邪魔するのは、何か別のことがしたいと思う浮気心、テレビ、電話、パソコンなどなど、自宅には本を読む時間をなくす誘惑的なものがいっぱいあります。浮気心を消すためにも自宅から離れた場所で本を読むことをオススメします。

 それでは何処で本を読むのか? 私はもっぱらカフェテリアで本を読みます。私がここで本を読むと決めたカフェテリアが数件あり、そこで本を読むことが習慣になっています。

 ――本にお金を出した。コーヒー代も出した。その出したお金分、勉強してやろうというモチベーションで本を読めば、意外と読めるものです。

 もし、カフェテリアで本を持っていくのあれば、スマホに自分の好きな音楽を持っていくか、耳栓を持って行くことを忘れないで下さい。おばちゃん達の世間話を聞かされる席に座った場合、耳栓があるかないかで本を読む集中力が大きく変わってきます。また、音楽もボーカル曲ではなくBGMの方を持って行くといいでしょう。

 

 3.本を読んでいて気になったら付箋を貼る。

 

 本から学ぶことはいっぱいありますが、読んでいる間はなるほどと思いながら、数日経てば、あれ、なんだっけ? と思い返すことが多々あります。その場合、気になった点があれば、付箋を貼る習慣を身につけましょう。 

 付箋の貼り方は、「これ、学校や職場で言ったらウケるな」と思ったら貼る、「このヒト良いこと言ってるな」と思ったら貼る、「ここがまとめポイントか、あとで読み返そうと」と思ったら貼る。とにかく、付箋が手元からなくなるまで貼ってみてください。

 二度目読む時はその付箋の所だけを読み返して、「もういらないな」と思ったら剥がしていきましょう。

 ちなみに、私は読書ノートを作っていまして、付箋で貼った所はノートに書き写しています。第二の脳みそを作るように書いており、今では100冊以上の本を読書ノートに書き写しています。ホントに読んだ本を自分のものにしたいのなら読書ノートを用意するのもいいかもしれません。

 

 4.それでも本を読む習慣ができないのなら、それは本を読む自体が嫌っているから

 

 私自身、小学生の頃から本を嫌っていました。それは単純に、本を読むことをすすめる社会の風習、読書感想文のために本を読めという押し付けがましい空気のせいで、本を読んでいませんでした。

 本を嫌っているヒトの大半はおそらく小学生時代から存在する悪魔の読書感想文によって、本を好きに読めないという苦しみに襲われているからだと思います。

 残念ながら今の教育は、本の読み方について教えてくれません。

 そのため、書かれている内容の全部を覚えるべきなのか、感想を言えるぐらい熟読しなければならないのか、本を読む習慣のない人間にはマラソンのしたことがないのにマラソンをしろと言われるぐらい過酷なものです。

 しかし、本というのは読者自身が自由に読むものであり、100%読み耽るのもよし、表紙絵だけで買ってもオーケーなものです。私の本の読み方は80%ぐらい理解できたらいいなと思うぐらい軽い気持ちで読んでおり、400ページの小説なら1冊1時間半で読むスピードで読書しています。

 本って考えるよりもはるかにかる~く読むべきであり、小難しく考える必要のないものだと思います。脳回路が焦げるぐらいに深読みせず、目に付いたものを片っ端に目に通すぐらいの感覚で読むといいと思います。

 

 夜が長し秋、ここらで本を読んでみませんか?

 かる~く、かる~く、レジチェッカーで通す程度でいいので何か読んでみてください。

 それでは。